〒034-0093
青森県十和田市西十二番町14番8号
TEL:0176-23-5121(代表)
当院では認定看護師が専門的な知識・技術を生かしケア実践・指導・教育にと活動しています。
主任看護師:笹森祥子
看護師長:木村英子
(特定行為研修修了)
皮膚・排泄ケア認定看護師とは、皮膚トラブルのケアを専門に行う看護師です。褥瘡(床ずれ)や瘻孔、足の潰瘍などの創傷やストーマ(人工肛門・人工膀胱)ケア、尿や便失禁によるオムツかぶれや下痢などのケアを行います。
入院患者様はもとより、外来通院や在宅ケアを受けている方、またケアに関わっている医療者や介護福祉関係の方々の相談にも応じています。
看護師長:成田圭子
糖尿病は慢性疾患であり、患者様は合併症の発症や進行を防止するために、生活習慣の改善を余儀なくされ、生涯療養生活を続けていかなければなりません。
しかし、今までの生活習慣を変えることは容易なことではなく、様々な困難があり、時には治療を投げ出したくなる時もあると思います。
そこで、専門的知識と技術を用いて患者様とご家族の思いに寄り添い、糖尿病を抱えながらもその人らしく健やかに生活できるように、療養生活を支援していきます。
また、医師の指示のもとタイムリーにインスリン投与量の調整を行い、血糖値の安定に努めていきます。
主任看護師:八重樫学
緩和ケア=終末期医療・終末期のケアと捉えている方もいるかと思いますが、WHOの定義では「疾病の早期から」と記されてあります。この「疾病の早期から」がいつからなのかというはっきりとした提言はないのですが、私は「がん告知」の際に患者さん・家族は多くの支えが必要で、この支えの1つに緩和ケアがあるのではないかと考えています。告知をうけた患者さん・家族の中には、何十分も話し続ける患者さん、貝の様に「知らない・聞いてない」を繰り返す患者さん、泣き出す患者さんや家族もいますし、時には怒りをぶつけてくる患者さんもいます。そういった患者さん・家族の思いに共感しつつ、しっかりと情報提供し、治療の方法の選択などの意思決定を支えて、術前検査や今後の治療、治療後の生活と、入院から退院まで一貫してケアさせて頂きたいと考えています。
また、がん告知から治療期・再加療期・そして終末期に至るまでの疾病の全期に渡って、揺れ動く患者さん・家族と十分にコミュニケーションを図り、また症状マネジメントと、意思決定支援を支えていくチームメンバーの1人として活動していきたいと思っています。
主任看護師:仁和喜美江
救急看護の対象は、主として救急措置が必要な患者様です。救急患者の年齢、性別、重症度などを問わず、あらゆる人々が対象となり、その家族もまた対象となります。
患者様の苦痛や障害を最小限にし、健康な生活に戻って頂くために、全身状態を評価し、緊急度・重症度を判断するとともに迅速に対応することが救急看護師には必要です。
また、急変を早期に発見し対処できる能力や急変をさせない能力の向上を目指し、自己研鑽はもちろんのこと、チーム医療を大切にしながら救急看護の質の向上に貢献していきたいと思います。
看護師:小又美重子
主任看護師:佐々木美紀
がん化学療法看護認定看護師には、がん化学療法の特性と管理の知識のもとに、患者さんやご家族への直接的なケアの実践、院内看護師への指導や相談を受ける役割があります。
また、患者さんが抗がん薬治療を受けながらなるべく普通の生活を送ることができるようにセルフケア支援を行っています。
がん化学療法を受ける患者さんやご家族を支えるために、がん化学療法看護認定看護師だけでなく医師や薬剤師、メディカルスタッフとチーム一丸になって取り組みをしていきたいと思います。
看護師長:藤井真希
感染管理認定看護師は、病院を利用する患者様・ご家族・訪問者はもちろん、現場で働く人々を感染から守ることが役割となります。そのために病院内の感染対策上の問題点の把握と改善、感染症の発生状況の把握、職員への指導などを行っています。
また、現場での感染対策における問題発生時や疑問に対する相談、患者様やご家族、退院後の生活を支援するかたのからの感染対策の相談にも応じております。
主任看護師:水尻信雄
透析看護認定看護師として、今後増え続ける末期腎不全患者さんへの個別的なケア、教育を計画、実践すると共に、専門的知識と技術を用いて、継続して安全で安楽な治療環境を整え、提供できるように努力していきたいと考えています。また、末期腎不全患者さんが治療の選択を自己決定できるよう充分な情報の提供を行うと共に、常に、患者さんに寄り添いアドボケーターとなり、その患者さんにとって最善の医療となるよう、倫理的な判断の基に支援していきたいと思います。
主任看護師:下山良子
加齢による認知機能低下や認知症の方は、入院すると自宅とは違うなじみのない環境に混乱して戸惑い、多くのストレスを抱きます。
そして、それは不安、食欲不振、睡眠障害、興奮などの様々な形となって現れます。
認知症ではなくても身体疾患が影響して認知機能が低下したり、せん妄などのために、治療・療養生活に支障をきたすことがあります。
症状の背景にある患者様が抱く「困りごと」を見つけたり、声掛けの工夫や見守り、リアリティオリエンテーションなどケアの実践とケア体制づくりにより、
患者様が、治療を受けながら、混乱せずに安心して過ごせる環境づくりを支援します。
当院では平成26年4月1日より、緩和ケア認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師による同行訪問を行います。
<訪問看護ステーションの方へ>
緩和ケア認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師による同行訪問の対象地域は十和田市および十和田市近隣の市町村(要相談)となります。
対象となる患者様については、まず緩和ケア認定看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師にご相談ください。手続きについては地域医療連携室へご相談ください。
はダウンロードしてご使用いただくことができます。ご活用ください。
当院では平成30年2月より、緩和医療科の患者様を対象に看護師による退院前訪問指導・退院後訪問指導を行います。
退院前訪問指導は、長期入院が見込まれる患者様の自宅を訪問することで、退院調整・退院後の生活が円滑に送ることができるように支援していきます。 退院後訪問指導は、退院後に自宅を訪問することで、療養に関する悩みや不安を聞き安心して自宅での生活が送れるように支援していきます。