田中恵乃先生
3日間病院見学させていただく中で、まず他科の先生とも連携がとれやすい病院全体の雰囲気の良さがとても魅力的に感じました。
総診の先生方はそれぞれに得意分野があり、協力しあって診療にあたっている姿が印象的でした。
また、訪問診療にも同行させていただき、地域に密着した医療を肌で感じ、ここでしかできない体験ができたと思います。
お忙しい中お時間割いていただき、大変ありがとうございました。
工藤千佳先生
3日間の見学を通して、専攻医3名の先生方が実際にどう働いているのかが分かり、ホームページだけではわからない病棟・外来のあたたかい雰囲気を知ることができました。
学生時代も見学させていただきましたが、専攻医として働くなら、と当時とは違う視点に立てたので再見学してよかったと思います。
色んな先生と行動し、お話できたのも今後のキャリアを考える機会となりました。
お忙しい中3日間を有意義に過ごせるよう配慮していただいたこと、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました
弘前大学医学部医学科6年 堀野友里先生
1か月間大変勉強になる有意義な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
総合内科の先生方は皆さん穏やかで、患者さんとコミュニケーションをとる姿勢に感銘を受けました。
先生方はただ患者と話しているわけではなく、患者やご家族との話し方、 情報の伝え方についてたくさん考えていることが分かりました。
総合内科で1か月実習を終えて、実習前と大きくイメージが変わったことがあります。
それは、「死に立ち会うことが多い科」であるということです。
私の中で、以前の総合診療のイメージは「診断」が強かったです。しかし、診断に加えて、患者の人生と関わる科であるということを強く感じました。
その点でも、より一層患者やご家族とのコミュニケーションが大切な科であるということが分かりました。
また、今回十和田市立中央病院の実習で感じたのは、チーム医療が行われているということです。
看護師の方々との連携がしっかりとれていること、病棟回診にも地域包括支援の方が同行し、患者ひとりひとりについて先生と話し合いを行っていました。
患者の家庭環境と病状を兼ね合わせて考え、患者にとって退院後どのようにするのかがよりよいのかを話し合っている姿がとても印象に残っています。
外来では診察を担当させていただく機会があり、直接患者さんのお話を聞いて、自分で考えて診察するのは大変勉強になりました。
患者さんから必要な情報を聞き取っていくため、 疾患を絞りながらclosed questionを行う難しさを学びました。
患者の話を聞いているだけでは診察になりませんが、一方的に質問しているわけにもいかず、患者の気持ちを推し量りながら問診を行うように努めました。
先生が診察するよりも圧倒的に長時間を要してしまいましたが、それでも、私に担当させてくださり、本当に感謝しています。
先生方が足りな かったところや良かったところをフィードバックしてくださり、その都度自分自身で反省することができました。
総合内科には様々な主訴の患者が来て、どの診療科の疾患かわからない状況から診察を始めるため、話の聞き方や診察はとても重要な手がかりであるということが分かりました。
1回目の診察の時にはとても緊張しましたが、最終週にはだいぶ緊張もほどけ、患者に集中できるようになってきた気がします。
総合内科は救急に呼ばれることも多く、救急対応を見学する機会が多くあったことも勉強になりました。
救急車が来るまでの間、この症状の患者に何を聞きたいか、何を見たか、何を準備しておくかなど、お忙しい中でも学生に解説してくださり本当に感謝しています。
本当に学びの多い1か月間でした。ご指導してくださった総合内科の先生方、1か月間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
また、十和田に来る機会があると思いますので、その時はよろしくお願いします。